導入部
朝目覚めると口からずっと苦い味がしますか?食事が本来の味ではなく、疲労感が続いているなら、それは体からのサインかもしれません。漢方医学では口の苦さを「苦口(こうこう)」と呼び、これは胆と肝の熱のバランス不調に起因すると考えられています。薬を飲む前に、セルフ指圧で改善してみてください。
口の苦さに効果的なツボ5つ
1. 胆輸(たんゆ)— BL19
位置: 背中の中央から両側に1.5寸(親指の幅)離れた場所。第10胸椎棘突起の下に位置します。
効果: 胆の機能を調整し、胆の熱を低下させます。口の苦さ、脇腹の引きつり、疲労感を改善する代表的なツボです。
指圧法: 仰向けの姿勢で親指で5秒間強く押してから離すを10回繰り返します。痛みを感じるくらいが正確な指圧です。
2. 労宮(ろうきゅう)— PC8
位置: 指を曲げたときに中指の先端が触れる手のひらの中央部です。
効果: 心と小腸の熱を低下させ、口の苦さと口内炎症を鎮めます。ストレスによる口の苦さに特に効果的です。
指圧法: 反対側の親指で手のひらの中央を5秒間ずつ強く押すを10回繰り返します。両手交互に行います。
3. 太衝(たいしょう)— LV3
位置: 足の甲で第1趾と第2趾の間、足の甲の関節シワの上側、約指の幅程度です。
効果: 肝のうっ滞した熱を解放し、気血循環を促進します。口の苦さの他にも、疲労、頭痛、眼精疲労を一緒に改善します。
指圧法: 親指で足の甲を下向きにぐっと押して5秒間保持してから離すを8回繰り返します。両足交互に行います。
4. 足三里(あしさんり)— ST36
位置: 膝の下1指幅離れた場所から、脛骨(すねの骨)の外側に沿って指3本分下がった場所です。
効果: 消化器全体を強化し、免疫力を高めます。胃腸機能の低下により現れる口の苦さを根本的に改善します。
指圧法: 親指で骨の外側をぐっと押して5秒間保持してから離すを10回繰り返します。両脚交互に行います。
5. 風池(ふうち)— TE17
位置: 耳の後ろ側乳様突起(耳の後ろの突き出た骨)の上側のくぼんだ部分です。
効果: 後頸部の緊張を緩和し、頭部の熱を低下させます。ストレス性の口の苦さと共に、首の硬さ、片頭痛を改善します。
指圧法: 両手の親指を耳の後ろのくぼんだ部分に置いて5秒間強く押してから離すを8回繰り返します。
5分間のセルフルーティン
朝起きるとき(7時): 労宮10回+太衝8回(指で押したときに痛みを感じるべきです。約2分かかります)
昼食後(13時): 足三里10回+風池8回(コンピュータの前に座っていても可能です。約2分かかります)
寝る前の夜(21時): 胆輸は1人で行うのが難しいので、可能であれば配偶者やご家族にお願いしてください。不可能な場合は、残りの4つのツボを繰り返すだけでも良いです。約1分かかります
合計5分の投資で、口の苦さの改善の70%は十分に可能です。
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